二度はない冬を いくつも知っている 献血カーがこわした花壇
半袖でセンター試験解いたあと フーセンガムの果てを見に行く
ひび割れて こぼれ落ちても向日葵で ここはゾンビに見張られている
ノンブルを振らずにおけば 文字たちの嵐の時の隠れ家になる
ハリボーは拾われなくて 太陽の唾液ですこし宝石になる
体重がなくなっちゃって 音楽がきこえてきます 行けたら行くね
引っ越してゆくひとの箸遣い わからなくていい毛布の縦横
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